もんちゃんの話

本日のヤギーズファーム!

今朝は確か雨予報でしたがまさかの晴れから曇りという天気です。

昨日は1日降ったりやんだりを繰り返したので、ステイホームしていたヤギーズたちです🐐

お部屋でのんびりメリーさん

そうなると皆さん暇を持て余して小屋を破壊したり(笑)

なので今日は雨が強くなるまで放牧へ出してます🐐💨

ヤギーズは泥んこ遊びが好きではないため、賢い子はエサ箱で泥を避けます(笑)

こちらとしてはエサが汚されるため余り嬉しくはないですが😅

もんちゃん

今日はもんちゃんのご紹介🐐

この子はふくの一番目の子供で女の子です☆諸事情で搾乳組に回せないため、男組の大御所をやってもらっています。

しかしながらもんちゃんは今度ファームを卒業することになりました。彼女が次の命に繋がっていけるように、オーナーとしてファームから送り出す瞬間までしっかり育てていきたいと思っています。

産まれたばかりのもんちゃん

小さな頃から皆と走り回るのが大好きな子でしたが、体が弱く、いつも心配の種でした😅ちょっと走るとゼーゼーハーハー💨

座り込んで休んだらもう一回皆と合流🐐🐐また同じことの繰り返しでした。

だけどたくさん食べることができるようになり、だんだん体も強くなりようやっとここまで大きくなりました。

立派なお腹

何故こんな話をするのか?と言いますと、私はこの子たちと一緒に歩んだサイドストーリーを少しでも知って欲しいからです。買ってきた牛豚鶏などのお肉を食べる時、パックに入って皆さんの手元に届くまでにあったはずの物語をちょっとでも考えてもらえたら、食べ物を食べる意味や命の重さを少しは感じられるのではないかなぁと、勝手ながらに考えているためです。

血統的な問題で私はこの子の子供を増やさないという決断をしました。つまりはお肉にするという決断で、それは畜産家としてファームの運営を取り仕切る者としての責任だと思っています。

系統や血統の維持管理も仕事のうちなのです。可愛がるだけが仕事じゃないんですよ😅

しかしながら、その命を無駄にするつもりなんて毛頭ありません。

お肉として必ず誰かの糧となれるように精一杯美味しく仕上げる。

それが私なりの愛情です。誰かに美味しいと言ってもらえるように送り出す。

命の始まりと終わりを見届ける仕事。

それもヤギーズファームのお仕事なのです🐐

dav

あっ、ヘビーな話ですみませんでした💦次は楽しい話が出来るように頑張ります!